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056 すれ違い ◆w9XRhrM3HU 「さて、少し遊びすぎたか」 珍しくエスデスは焦っていた。 アヴドゥルとの約束。協力者を集め、コンサートホールへと再合流という話だったが、まるで協力者が集まらない。 期限は既に三時間を切った。これでアヴドゥルが協力者を引き連れる中、エスデスだけ手ぶらとは示しがつかないだろう。 ほむらや光弾を撃ってきた男を見るに、勧誘の仕方に問題があるのだろうか。 とにかく、人と会わねば勧誘も何もない。早足ながら、西側のエリアを散策していく。 「二人か」 数分後、念願の参加者を見つけた。大男と小柄な少女の二人組みだ。 「そこの二人」 可能な限り、殺意を消して近づく。声も抑え気味にして威圧感をなくす。 ほむらのようにまた逃げられては、面白くはあるが面倒でもある。 刺激しないように気を使う。 それでも二人組みはエスデスを見た瞬間、明らかに警戒している様子を見せてくる。 (やはり慣れんな。こういうのは) エスデス自身気に入った兵士をスカウトすることもあるが、基本的に国がエスデスの申請を受け人材を集めていた。 その為あまり気にしていなかったが、今までの勧誘方法では余程の物好きか、調教でもされなければ着いてくる者などそうはいないだろう。 (国の支援がないというのも中々に面倒だ。 その手の交渉が上手い協力者も手元に置くべきか? ランが居れば話は早かったが、居ないものは仕方ない。 調教は……少なくとも今は時間がないしな) 調教は手っ取り早く、エスデス本人も楽しめる一石二鳥の方法だが、如何せん時間が掛かる。 弱ければ数秒で心を折る自身はあるが、そもそもそんな雑魚はこっちから願い下げだ。 今は選択肢に入れることは出来ない 「何のようだ?」 「そう、殺気立つな。私は協力者を探している」 「協力者?」 ほむらよりも若干警戒の意識は薄い。言葉を選んで話せばそう逃げられることもないだろう。 エスデスは柄にもなく、刺激の少ない言葉を使い会話を進めていく。 「……なるほどな。DIOを倒す為に人を集めていると」 「そうだ。それに承太郎、お前の仲間のアヴドゥルもコンサートホールに来る。 私に着く価値はあるんじゃないか?」 二人組の名。 エスデスは、承太郎とまどかの名前を引き出すところまで話を穏便に済ませられた。 あとはエスデスに着いてくるよう話を纏めるのみだが、承太郎は怪訝そうにエスデスを見つめ指を二本立てた。 「……二つだ。二つ、気になることがあるぜ。エスデス?」 「何だ?」 「お前の口ぶりじゃ、アヴドゥルとは友好だと話してやがったが、その服の端の焼き焦げた跡は、とても仲が良いとは思えねえ。 まるで戦闘の後じゃあねえか?」 「? ……ほう」 エスデスはアヴドゥルとほむらとの交戦に関しては省いて説明していた。 理由は、面倒ないざこざを避ける為だ。約束の期限がなければ、わざと挑発して遊ぶのも悪くはなかったが。 「二つ目だ。炎の焼き跡だけじゃあねえ、その掠ったような服の破れた跡。そいつも戦闘跡だな? しかも、アヴドゥルのスタンドじゃあそうはならねえ。誰か別の奴とやり合った事になる。 説明してもらおうか? 子供の頃『刑事コロンボ』好きだったせいか、細かい事があると夜も眠れねえ」 「フッ、面白い。良い洞察力だ」 指摘されたとおり、見れば僅かに服が破けていた。 花京院のエメラルドスプラッシュを防いだエスデスだが、僅かに服に掠ってしまったのだろう。 笑いながらエスデスはアヴドゥル、ほむら、光弾を撃った奴こと花京院との戦闘を事細かく話した。 まどかはほむらの心配をし、承太郎は困惑した様子を見せる。 「じゃあ、ほむらちゃんはその方向に」 「ああ、今から行けば間に合うかも知れんな」 まどかの顔つきが変わる。 ほむらが近くに居る安堵感と、同時に危ない花京院が居ると言う不安感。 両者がせめぎ合い。まどかに焦りを感じさせる。 (どういうことだ……? エスデスから聞いた花京院は、まるでほむらって奴を守ったようにしか見えん) 承太郎は最初、まどかを襲ったのは花京院だとばかり思っていた。 あの対決前の花京院だと。 しかしエスデスが言ったほむらを助けた光弾を撃った奴というのは、明らかに花京院。花京院のエメラルドスプラッシュだ。 それでは、話が合わない。花京院は殺し合いに乗っているのではないのか? 何故、ほむらを助ける。まどかが嘘をついた? だが、考えればDIOが近くに居ないのは確実で、肉の眼を埋められるはずがない。これは星型の痣が反応しないことから事実だ あるいはDIO以外に洗脳されたとも考えられるが、それにしても殺し合いが始まってから即花京院を洗脳し、まどかを襲わせたというのも急すぎる。 花京院は決して弱くない。負けることがあっても、手間と時間は掛かるはず。 「…………偽者か?」 かつて、ラバーソールというスタンド使いの敵が居た。 奴はそのスタンド『黄の節制(イエローテンパランス)』 を使い花京院に化けていた。 花京院のスタンド、ハイエロファントグリーンまで模倣するほどだ。 この場においても、似たような能力の使い手が居てもおかしくない。むしろ偽者であったほうが全ての辻褄が合う。 「偽者なら私にも心当たりがあるな。帝具……まあ特別な力を持ったアイテムだが、その中にあらゆる容姿に化けられる物が存在する」 この一言が承太郎の思考を完全に固めてしまった。 まどかを殺害を目論んだのは偽花京院であり、ほむらを助けたのは本物の花京院だと。 「私、ほむらちゃんに会いたい。承太郎さん……」 「ならまどか、私と一緒にほむらを迎えに行かないか?」 承太郎が答えるより早く、エスデスが口を開く。 「私も、ほむらを怯えさせた事は悪いと思っている。だから謝罪したいんだ。 まどかが来てくれると私も助かる」 「エスデスさん……」 「勝手なお願いかもしれないが……」 「おい待ちな。そんな言葉、信用できると思ってるのか?」 承太郎はエスデスを完全には信用しきってはいない。 殺し合いに乗っている訳ではないが、それに近いスタンス。そう考えている。 だからこそ、唐突に謝罪がどうこうなど言われても信じられるはずがない。 だが、まどかは違う。謝りたいというのなら、その意思を尊重すべきとそう考える。 既にエスデスへの警戒はなく、最初に警戒していた反動か信じきってしまっていた。 「何なら承太郎、お前も来れば良いだろう?」 エスデスの提案を受け、承太郎はすぐに言葉を返せない。 確かにエスデスが信用できず、まどかと行動させたくないのなら承太郎が同行すれば良い。 本物の可能性が高い花京院とも合流できる。 そうは分かっているが、承太郎は偽花京院が気になっていた。 もし偽花京院が誰かを殺害し、その因縁が本物に降りかかってしまえばどうなる? 無意味な殺し合いへと発展し傷つけ合うだけだ。 その前に承太郎は、偽花京院を倒しておきたいという思いが強い。 「承太郎さん、偽者の花京院さんを止めたいんですよね? なら、承太郎さんは自分の向かいたい方へ行って下さい!」 「まどか……」 承太郎の心を読んでいるかのように、的確にまどかは図星を突いてくる。 「その、承太郎さんはエスデスさんを疑っているのかもしれませんけど。私はエスデスさんは悪い人じゃないと思います。 だから、無理にとは言いませんけど、私を信じてくれませんか?」 まどかが笑顔を浮かべる。その笑みには人を安心させる不思議な魅力があるように承太郎には感じられた。 「……分かった。そっちはお前に任せるぜ。だが、万が一のこともある。一応そっちの花京院も警戒しろ」 「はい! 分かりました」 まどかも守られるだけの存在じゃない。自分の意思で行動し動く立派な一人だ。 ならば、自分が付きっきりで守るのは過保護というもの。 互いの目的があり、その方向が反れてしまうのであれば別かれるのが道理だ。 不安もない訳でもないが、向こうの花京院は本物の可能性は高い。もし合流できれば、承太郎の不安も消えるだろう。 エスデスも再度合流すると約束したのだ。まどかにそう妙な真似はしないはず そこまで考え、まどかを一人の対等な人間として接し、そして承太郎は答えを出した。 「そうか、お前は来ないのか承太郎」 「武器庫の方を回り、偽花京院を探す。その後で一応コンサートホールには顔を出す」 本物の花京院が北の方角に行ったのなら偽者は鉢合わせを避け、逆の方角へ行くはず。 承太郎はそう検討を付ける。 「承太郎さん、必ず花京院さんを連れてコンサートホールに行きます」 「ああ」 こうして彼らは袂を別ち、別の道を行く。 (まどか、か。中々面白い拾い物をしたな) エスデスはほくそ笑む。ほむらの友人らしいまどか。 ほむらを炙り出すのにこれ以上適した存在は居ないだろう。 謝罪がしたいだのと嘘を言っただけの甲斐はある。 百の氷より一人の声のほうがあの少女には効くかも知れない。 (約束の期限までにも、まだ少し時間はある。また、あの森に寄る時間くらいあるだろう) 上手くやればほむらを引きずり出し、協力者としてコンサートホールに連れて行けるかもしれない。 いや、そうでなくてもそれはそれで面白い。 アヴドゥルとの約束もあるが、まどかが居れば逃げる真似もせず手間もなく済むはずだ。それでも時間が掛かるようなら仕方ない。 大人しく、まどかを連れてコンサートホールに戻ればいい。 (待ってて、ほむらちゃん) まどかは決意を新たにほむらの元へ向かう。 自分の大事な親友と会うために。 承太郎は気付かない。花京院の偽者など存在しない事に。 時間を遡り、参加者が呼ばれていることなど考えもしていない。 もしも、時を止め時間を操るという概念に触れていれば、あるいはそれも考え付いたのかもしれない。 しかしこの承太郎は正史から外れ、本来目覚めるはずの力はまだ覚める様子はない。 その事実に気付くのは何時になるのか、あるいは気付かないまま彼の物語が終わってしまうのか。 月は消え、日が昇り始める。 彼らの行く末を照らすのは光かそれとも。 【B-2/1日目/早朝】 【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】 [状態]:疲労(中) 、精神的疲労(小)、 [装備]:なし [道具]:デイパック、基本支給品、手榴弾×2 [思考・行動] 基本方針:主催者とDIOを倒す。 1:武器庫の方を回り、偽者の花京院が居れば探し倒す。DIOの館に関しては今は保留。 2:情報収集をする。 3:魔法少女やそれに近い存在を警戒。 4:二時間後にコンサートホールに行く。 5:後藤を警戒。 【備考】 ※参戦時期はDIOの館突入前。 ※後藤を怪物だと認識しています。 ※会場が浮かんでいることを知りました。 ※魔法少女の魔女化以外の性質と、魔女について知りました。 ※まどかの仲間である魔法少女4人の名前と特徴を把握しました。 ※まどかを襲撃した花京院は対決前の『彼』だとほぼ確信していましたが、今は偽者の存在を考えています。 【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]:ソウルジェム(穢れ:中~大) 、花京院に対する恐怖(小~中) [装備]:見滝原中学の制服 中指に嵌められたソウルジェム(指輪形態) [道具]:手榴弾×2 [思考・行動] 基本方針:ゲームに乗らない。みんなで脱出する。 0:エスデスと共にほむらの元へ向かう。念のため本物の花京院(と思ってる)も軽く警戒。 1:魔法少女達に協力を求める。悪事を働いているなら説得するなどして止めさせる。 2:ほむらと会えたら色々と話を聞いてみたい。 3:状況が許すなら魔力を節約したい。グリーフシード入手は期待していない。 4:ほむらの謝りたいと思ってるエスデスの手助けをしてあげたい。 【備考】 ※参戦時期は過去編における平行世界からです。3周目でさやかが魔女化する前。 ※魔力の素質は因果により会場にいる魔法少女の中では一番です。素質が一番≠最強です。 ※魔女化の危険は在りますが、適宜穢れを浄化すれば問題ありません。 ※『このラクガキを見て うしろをふり向いた時 おまえは 死ぬ』と書かれたハンカチは何処かに落ちています。 ※花京院の法王の緑の特徴を把握しました。スタンド能力の基本的な知識を取得しました。 ※承太郎の仲間(ジョースター一行)とDIOの名前とおおまかな特徴を把握しました。 ※偽者の花京院が居ると認識しました。 【エスデス@アカメが斬る!】 [状態]:高揚感 疲労(小) [装備]: [道具]:デイパック、基本支給品、不明支給品1~3 [思考] 基本:殺し合いを愉しんだ後に広川を殺す。 0:協力者を集め六時間後にコンサートホールへ向かう。 1:その後DIOの館へ攻め込む。 2:殺し合いを愉しむために積極的に交戦を行う。殺してしまったら仕方無い。 3:タツミに逢いたい。 4:時間もまだ少しあるのでまどかを連れもう一度ほむらの元へ行ってみる。 [備考] ※参戦時期はセリュー死亡以前のどこかから。 ※奥の手『摩訶鉢特摩』は本人曰く「一日に一度が限界」です。 ※アブドゥルの知り合い(ジョースター一行)の名前を把握しました。 ※DIOに興味を抱いています。 ※暁美ほむらに興味を抱いています。 ※暁美ほむらが時を止めれる事を知りました。 ※自分にかけられている制限に気付きました。 時系列順で読む Back 殺戮者の晩餐 Next 人形は真実を語らない 投下順で読む Back エンブリヲの後の静けさ Next 隠者と、魔法少女と、風紀委員と 047 笑う女王と嗤う法皇 エスデス 081 曇天 043 わたしが、心を決める時 空条承太郎 鹿目まどか
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新世界に設けられたチャットである 交流は主にここで行う。 たまに入れ違いになるすれ違い現象が発生するが 最終的にはみんな集まってチャットが出来ると言う形になる
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すれ違い通信でもらえるアイテム 基本 男×男 女×女 男×女 てづくりジャム あふれでたじょうねつ おしゃべりきふじん だいかぞく99 てづくりナッツジャム こうもりのきみ オタマちゃん きまぐれシェフサラダ てづくりカシスジャム クリクリボンボン カエルグミ・あかね あいの3きょうだい てづくりメロンジャム きたかぜさん カエルグミ・あけぼの カエルグミ・あいいろ てづくりレモンジャム あらしのしおきにん カエルグミ・くれない カエルグミ・こけいろ ルビーボム バゴゴゴゴーン カエルグミ・もえぎ カエルグミ・こげちゃ クォーツボム めざましだいぼうそう カエルグミ・きんいろ カエルグミ・やまぶき サファイアボム たいこのかせき カエルグミ・あさぎ カエルグミ・しゅいろ エメラルドボム あのときのまじょ カエルグミ・るりいろ カエルグミ・きみどり トルマリンボム カエルグミ・ぎんいろ カエルグミ・しらちゃ カエルグミ・はいいろ カエルグミ・しろ カエルグミ・せいじ カエルグミ・わかたけ カエルグミ・はだいろ カエルグミ・くろ カエルグミ・えびちゃ カエルグミ・みずいろ カエルグミ・くちなし カエルグミ・むらさき カエルグミ・しこん カエルグミ・うこん カエルグミ・あいいろ カエルグミ・だいだい - カエルグミ・さくら - カエルグミ・チャイロ - - - すれ違い通信の効果(?) タマゴキャラの経験値取得→レベルアップ(すれ違い後にフカ室画面になりレベルアップしたことを教えてくれる
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結果から言おう。 姉上は強い。 だがこのゲーム上で動く参加者達はその大半が力を制限されている。 その一例が武器と能力の没収だ。 没収されたそれらはランダムに支給されて、後は持ち前の知恵や腕っ節で何とかしていくしかない。 しかし姉上は――――蒼龍一号機エヴァは自分の武器を自分で引き当てた。 それは詰まり、このゲームにおける最大のハンデを完全に無視できる事に繋がる。 「あ……ぐっ」 自分が床に叩きつけられ、剣の切っ先を突きつけられている理由はまだある。 自分の知っている『彼女』はのらりくらりとしていて、その場をノリだけで生きているかのような適当な人だった。 少なくとも当時はそういう立場じゃなかった筈なのに何時の間にかツッコミ担当になっていたのだからきっとそうなのだろう。 しかし目の前にいるこの人は、 (強いし、冷たい……!) 鍛錬を怠ったつもりは無い。 騎士として守る物を見失わない為に。 そして暴走しがちな自分を押さえ込むという意味でも鍛錬には取り組んできた。 心も、身体も鍛え上げてきたつもりだった。 しかしそれでも覆らないのは、 (圧倒的な、力の差……!) その事実を確認したと同時、レイチェルは歯を噛み締めた。 死への恐怖から逃げるためじゃない。 何も出来ずに負ける自分への腹立たしさと、姉の『暴』に呆気なく屈してしまう事への怒り。 それを向けただけだ。 ○ 「レイチェル」 妹に呼びかける。 しかし当の本人はボロボロで、まともに立ち上がれそうにはなかった。 だが死んではいない。 「そのままでいいから聞きなさい。――――何故武器を使わないのです?」 「!!!!!!!!!!!!」 その言葉を聞いたその瞬間。 レイチェルの身体がびくり、と震えた。 まるで何かに怯えるようにして顔色が青くなる。 「そ、それは……まともな武器を引き当てれなかったからで――――」 「嘘ですね。それでも何かしらの抵抗をする事は出来るはずです」 センライによる説明は当然エヴァとレイチェルの姉妹も聞いていた。 各個人が持っている能力は何かしらの道具に付加される。 故に武器を引き当てることが出来なくても『使える』能力を手に入れることが出来るのを知っている。 「ですが、何故素手で立ち向かったのです?」 「それは……使い方を知らないからで」 それも嘘。 本当は『触れた』瞬間に使い方には気付いている。 だけどもしソレを使ってしまったら。 (それだけは、絶対に駄目だ!) 心の中で首をぶんぶんと横に振る。 しかも今の姉上に『アレ』の存在を知られたら、 (きっともっと酷いことになる! それだけは――――!) 騎士として最も許されるべきではない行為。 それは『やっちゃいけない事をやること』なのだと思う。 暴走する自分が言えたことではないが、姉上は明らかにそれを無視しようとしていた。 もしそんな奴が『アレ』を使ってしまえば、 (皆、死んじゃうよ……) 参加名簿に目を通す余裕は無かった。 しかしエヴァがこの場にいると言う事はエリシャ達他の姉妹や、アステリアのような知人も巻き込まれている可能性は十分に考えられた。 例えエヴァがどう扱うつもりでも、それをコントロールするのは自分だ。 少しでも『中てられたら』直ぐに暴走してしまう自分が、よりにもよって『アレ』を引き当ててしまった。 見境の無い殺戮が始まろうとしている。 それ故に、判断は迫られる。 その殺戮を本能の赴くままに行うか。 この場で姉上を倒すか。 (もし、私がここで負けたら……!) その場合の事は安易に想像できる。 否、既にその想像は現実の一歩手前にまで迫ってきている。 何故ならエヴァがこちらに装備を聞いてきているから。 支給品は必ず参加者に一つは渡される。 それ故に誤魔化すことはできない。 「何を黙ってるんですか、レイチェル?」 だが其処まで考えた直後。 自分の足に強烈な熱と痛みが走った。 「あ、――――?」 「まだ私のお仕置きは終わってないんですよ?」 痛みの発生源は見たら直ぐに判る。 エヴァが剣を振るい、自分の足を刻んだから。 リメイカーを殺した時のように深く切り裂かれた訳ではないが、それでも血が出るのは剣を突き刺された以上は必然な訳で。 自分の血は流れ出てくるって事はつまり、今まで以上に『衝撃』が襲い掛かってくる訳で。 「い、嫌だ……止めろよ姉上! 止めろよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 「どうしてです?」 平然とした顔で問われる。 本当にわからない、と言った顔で、だ。 「私のお仕置きはまだ終わってないと言った筈ですよ? 聞き分けの無い悪い妹はちゃんと教育しないと」 良くも悪くもエヴァは純粋に『姉』だった。 だからこそこの状況でレイチェルをどうすれば追い詰めることが出来るのかを熟知している。 肉体的にではなく、精神的にだが。 (駄目だ! 駄目だよ姉上! それ以上やられたら、やられちゃったら本当に中てられる!) 姉上を、コロシチャウヨ―――― その瞬間。 レイチェルの中で何かが弾けた。 「……い」 「?」 俯いた状態のまま、レイチェルが呟く。 だが上手く聞き取れない。 しかしエヴァのそんな疑問視に無理矢理答えるかのようにして、レイチェルは吼えた。 「こおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい! たいてえええええええええええええええええええええええい!!」 「なっ――――!?」 咆哮が轟いた後に聞こえてきたのは信じられない単語だった。 大帝。 参加者に支給されるにしては余りにも大きすぎる『巨大ロボ』の名前を、天に向かって呼んだのである。 「は、ははははははは!!」 自分の血に中てられたレイチェルが狂ったように笑い出す。 そしてその笑い声に受け答えするかのようにして、『ソイツ』は何も無かった筈の外に突然現れた。 ○ 「たい、てい――――!」 最初の脱落者、リレッドがゲームを無茶苦茶にしようとして呼び出そうとした巨大兵器。 彼女は頭が良い事はエヴァも知っている。 それ故に、彼女が呼び出そうとしたこのロボも(直接戦ったことが無いが)相当な破壊力を持っているであろうことは簡単に予想できた。 「潰れちまえよ、姉上」 「!」 その対処法を考えるよりも前に、目の前に倒れている妹が冷徹な言葉を投げかけてきた。 普段の彼女の暴走状態を一言で例えると『熱(ヒート)』。 しかし自分の血に中てられ、既に心身ともに満身創痍状態の彼女はとてもクールだった。 「レイチェル……自分の血に中てられ、おかしくなりましたか?」 大帝の拳がエヴァ目掛けて振り下ろされる。 展望台と言う場所に居る以上、この足場を破壊されたらその場でゲーム終了になるであろう事くらい目に見えている。 それならあの拳を受け止めるしかない。 そう判断すると彼女は剣を十字に構え、ガードの姿勢を取る。 その直後、 「――――っぐ!」 全身に未だ嘗て感じたことの無い凄まじい圧力が圧し掛かってきた。 その一撃を受けた瞬間、龍輝と龍詩の刃に亀裂が走る。 剣を持っていた腕から身体に目掛けて、何者も逆らうことの出来ない『力』が襲い掛かってくる。 「レイチェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエル!!」 この先、自分が『どうなるか』はエヴァには直ぐに理解できた。 だからその場に居る妹に伝えておく。 今更考え方や主張を変えるつもりは無い。 恐らく、今のレイチェルに自分の考えを理解しろといったら直ぐには無理だろう。 それが出来るくらいならこんな事にはなってない。 お仕置きなんてする必要も無かった。 それならせめて、蒼龍騎士団としての最大の役目を彼女には担って貰おう。 きっと自分とレイチェルがすれ違いつつも、『コレ』だけは同じ願いだと思うから。 ――――何時までもダダを捏ねないで、ちゃんと主の下に帰るんですよ? ○ 「う……ん?」 朝日が顔を覗かせつつある時刻。 夜風の肌寒さを感じたレイチェルは目を覚ました。 どうやら自分は気絶していたらしい。 (え? 何で寝てたんだ……?) それに、周囲を軽く見回してみるとあるのは瓦礫の山ばかり。 際ほどまで展望台に居たはずなのに、なんでこんなコンクリートの上で寝てるのだろう? (……いたっ!?) 取りあえず起き上がろうとしたら、背中にずきり、と痛みが走った。 どうやら思いっきり地面に叩きつけられたらしく、暫くマトモに走れそうにも無い。 それに足も何か刃物で刻まれたような痕が残っている。 其処から流れ出る血に『中てられそう』になりながらも、レイチェルは状況把握に努めていた。 「…………あ」 そこで思い出す。 ついさっきまでこの瓦礫の山となる前の展望台の上で何があったのかを。 自分が『姉上』に何をしたのかを。 「あね、うえ――――?」 しかしその後の事は覚えていない。 大帝の拳が展望台を砕いて、足場を無くした自分がそのまま大地に叩きつけられたのまでは理解できた。 でも姉上は? 大帝の拳を真正面から受け止めようとした姉上はどうなった? 「あ――――」 だが見た。 見つけてしまった。 「あ、ああああああああああああ……」 瀧上の双龍。 エヴァの引き当てた、彼女自身の武器。 しかし自分の真正面に転がっているソレには柄しかなくて、 「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 その柄には手首とその先しかついていなかった。 他の肉体は何処にもない。 エヴァの形成するべき他の部分は、何処にもなかった。 全部、押し潰されてしまった。 「あ、ああ……あああああああああ」 レイチェルの頭の中が沸騰する。 目の前に転がる姉の『成れの果て』の姿を見て中てられつつありながらも、胸の奥からこみ上げて来るどうしようもない何かは留まることを知らずに流れ出てくる。 「あねうええええええええええええええええええええええ!!」 それ以上は言葉に出来なかった。 どうしてあんなことしたんだよ、と恨み言を叫ぶことは出来ない。 ごめんなさい、と謝ることもできない。 言うべき対象はもう何処にも居ない。 何を言おうにも、届かない。 ただ、虚無の中に取り残されてしまうだけ。 【エヴァ@T.C UnionRiver 死亡】 【展望台跡 レイチェル@T.C UnionRiver】 [状態]:全身打撲、足に切り傷、精神的に錯乱状態(大) [装備]:大帝@リレッド(だれかや!) [道具]:展望台が破壊された際失う(自分の道具を使って名簿等を確認するのは不可能) [思考・状況] 基本:本能を抑えつつ、ゲームには乗りたくない 1、半ば不可抗力でエヴァを失い、混乱 2、身体のダメージは深く、激しい運動は制限される 3、他の姉妹と合流したいが、合わせる顔が無い 4、殺戮衝動を抑えきる自信を失う (備考) 大帝は普段は消えていて、レイチェルが呼び出すと何処からとも無く出現する。 レイチェルの意識がなくなると大帝は消えるので、ずっとその場で出続けているわけではない。 殺戮衝動が起きていると彼女の本能と比例するようにして暴れまわるが、コントロールしている張本人であるレイチェルに危害が加えられることはほぼ無い。 Back 情報収集、そして合流へ Next 哀しみの向こうへと辿り着けるのなら
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放課後 澪「今日帰りに楽器屋行かない?ベースをメンテナンス出したいんだけど」 律「ごめん、今日両親出かけるから私が夕飯作らなくちゃ行けないんだよ」 澪「そっか」 唯「私大丈夫だよ」 紬「ごめんなさい、私もちょっと用事あって」 律「梓は?」 梓「あ、私大丈夫ですけど」 澪「じゃ、私と唯と梓と3人だな」 楽器屋へ向かう途中、唯の携帯が鳴る 唯「あ、憂からだ」 唯『もしもし』 憂『あ、お姉ちゃん?今日お父さんとお母さん帰って来るから、なるべく早く帰って来てね』 唯『そうなんだ、うん分かった』 唯「ごめん、私も用事出来ちゃった」 澪「そうか」 残された澪と梓 澪(梓と二人きりか、1年の頃は私を慕ってくれてたみたいだけど) 澪(最近じゃ梓は唯と絡んでばっかりで二人で話す事もほとんど無くなったな) 澪(これも梓と二人で話す良い機会だな) 梓(澪先輩と二人きり…) 梓(二人きり何ていつ以来だろう?) 梓(私が澪先輩と二人で話さなくなったのは…) 澪「どうしたんだ梓?」 梓の顔を覗き込む澪。 梓「な、何でもないです」 澪「じゃ、行こっか梓」 梓「は、はい」 歩き出す二人。 楽器屋 澪「すいませーん。ベースのメンテナンスお願いします」 店員「今、ちょっと込んでまして2時間近く掛かってしまいますけど」 澪「2時間か、明日の部活までには使いたいし、どうしよう。一回帰るのも」 梓「2時間くらいなら、待ってましょうよ」 澪「そうか、じゃあお願いします」 店員「かしこまりました」 澪(エリザベス、良い子にしてるんだぞ…) 澪「付き合わせちゃって悪いな、梓」 梓「いえ」 澪「でも2時間、店内で暇潰すのもな」 梓「楽器見たりとかしてます?」 澪「先週、律とここ来たばっかりなんだよ」 梓「そうなんですか……」 澪「そうだ。じゃあさ、待つ間デートしない?」 澪がそう尋ねると、梓の顔はみるみる真っ赤になる。 梓「デ、デートって///」 澪「あ、デートって言っても周りの店覗いたり、カフェでお茶したりとかだけど。イヤ?」 梓「そ、そんなことは……」 澪「じゃあ、行こっか」 梓「は、はい」 澪が梓の手を取ると、梓はちょっぴり動揺しながらも、嬉しそうに澪の手を握り返す。 澪「さ、行こう」 私達は歩き出す。手を繋いだまま。 梓「澪先輩……、ちょっと恥ずかしい///」 澪「でも、こうしていると梓の温もりが気持ちいいから……」 梓「は、はい……」 梓は小さく頷くと、照れくさそうな笑顔で私に微笑んでくれた。 ふふ、今だったら唯の気持ちも分かるな…… 可愛い梓を抱きしめたいって気持ち…… 本屋 澪「あ、そういえばこの雑誌発売日だったんだっけ」 梓「あれ?澪先輩もこの雑誌読んでたんですか?」 澪「ああ、梓も?」 梓「はい、音楽特集とか読みやすくて好きなんです」 澪「そうなんだよな」 楽しそうに語る澪。 ぎゅうっ その顔を見ると梓の胸が苦しくなる。 澪先輩は律先輩が好きなんだ。 そんな事は分かっている。 澪先輩には律先輩が居る。 私じゃない。 私が澪先輩とあまり話さなくなったのは… 私が澪先輩を好きって気付かれたら困るから。 あなたには律先輩がいるから。 CDショップ 澪「このバンド新譜出すんだよな、予約しなくちゃ」 梓「澪先輩、結構色んなの聴きますね」 澪「詩とか参考になるしな」 梓「あ、そうですよね」 澪「格好良い歌詞とか書いてみたいけど中々…」 梓「澪先輩の歌詞、私好きですよ」 澪「ありがとう」 澪「いつか、HTTのCDもここに並べられると良いな」 梓「そうですね」 やっぱり音楽の事を語る澪先輩は格好良い。 思わず見とれてしまう。 ぎゅうっ 梓の胸がまた苦しくなる。 カフェ 澪「私のおごりだから、好きなの注文して」 梓「良いんですか?」 澪「私の用事に付き合わせちゃったからな」 カフェでは梓と色んな事を話した。 軽音部の事、音楽の事、2年生達の事。 梓は実に楽しそうに話してくれた。 時間は瞬く間に過ぎていく。 気付けばもう、メンテが終わる時間になっていた。 楽器屋 店員「お待たせしました。こちらです」 澪「ありがとうございます」 澪「やっぱり、メンテ出すと違うな。頬ずりしたい」 梓「唯先輩みたいですね」 澪「ハッ!い、今のは聞かなかった事にしてくれ///」 梓「大丈夫ですよ。私もむったんに、たまにしてますから」 エリザベスを受け取り、店を出る二人。 澪「もうこんな時間だし、そろそろ帰ろうか」 そう言い、歩き始める澪の制服の裾を梓が掴んだ。 制服が引っ張られた感覚を感じて澪が立ち止まる。 そしてゆっくりと振り向くと 梓が少し悲しそうな表情でこちらを見上げていた。 澪「何?」 梓(今日一緒に居て、改めて自分の気持ちに気付いた) 梓(私は澪先輩が好きだ) 梓(今まで好きだって言えなかった) 梓(言う勇気もなかった) 梓(誰にも言わず、私は我慢してきた) 梓(私はずっと…ずっと) 梓(でも、もう我慢出来ない……) 梓「み、澪先輩に話したい事があって……」 澪「話?」 梓「澪先輩は軽音部に入ったばかりの私をずっと気に掛けてくれて」 梓「軽音部に馴染めなかった私に、色々気をつかってくれて」 梓「澪先輩が居なかったら私、軽音部を辞めてました」 澪「梓…」 梓「いつも澪先輩が隣で励ましてくれた。だから私は澪先輩に憧れてたんです」 梓「私も澪先輩みたいになりたいって」 梓「最初は、澪先輩と一緒に軽音部で活動できるだけで満足でした」 梓「でも、それがいつしか憧れから別の感情になって……」 梓「私、私っ……もう澪先輩への気持ちを抑える事が出来ません」 澪は黙って梓の告白を聴いている。 脚が震えている。顔が真っ赤になってるのが自分でも分かる。 気を抜いたら涙がこぼれ落ちそうだ。 とても澪を直視出来る状態では無い。 けれど、梓は緊張に押し潰されそうになりながらも、懸命に澪を見た。 梓「…………」 言葉にならない。伝えたいのに。 ずっとずっと我慢してきた気持ちを…… そんな梓を、澪はふわりと抱きしめた。 澪「ありがとう。梓の気持ち、ちゃんと伝わったよ……」 澪「大好きだよ、梓」 思わぬ言葉に、梓はすっかり固まっている。 澪「もう少しこのままで……」 澪の温もりを感じながら、梓は幸せに包まれていく。 そして、ずっと伝えたかった言葉を紡ぎ出した。 梓「私も…澪先輩が好きです。ずっとずっと前から大好きでした」 澪「梓…」 そっと梓の顔に手を掛け、澪はそのまま唇を重ねた。 しばらくして、唇が離れると澪はそっと梓の頭を撫でる。 すると梓は澪に甘えるのであった。 見上げてくる梓が、堪らなく愛しい。 そして、もう一度キスを交わす。 梓「てっきり澪先輩は律先輩の事が好きなんだと思ってました」 澪「り、律はただの親友だ。そんな風に思われてたのか///」 梓「誰だって思いますよ」 澪「梓だって、唯とべったりだったじゃないか」 梓「あ、あれは唯先輩が一方的に抱きついてくるだけで」 澪「そうだったのか。お互いすれ違いだったんだな」 梓「澪先輩と恋人になれたのが、未だに信じられないです……」 そう語る梓に、澪の胸はきゅん、ときめいてしまう。 梓「私、すごく嬉しいです……」 自分の心境を語る梓に澪は自然に笑みがこぼれる。 澪「私もだよ……」 恥ずかしいのを堪えつつ、澪も自分の気持ちを打ち明ける。 梓「澪先輩は私のどういう所が好きなんですか?」 澪「恥ずかしい事聞くなよ///」 思わぬ問いに、澪は真っ赤になってしまう。 梓「聞きたいです」 澪「……そうだな、何事にも一生懸命頑張る所とか、可愛い笑顔。それに……」 澪は自分の胸に梓を抱き寄せた。 澪「ほら、ドキドキしているだろ?梓を見てるとハートドキドキだよ」 梓はくすり、と笑った。 梓「私も、澪先輩と居るとドキドキしてます」 お返しにと、梓は澪の顔を自分の胸に抱き寄せた。 身長差のせいで澪は随分、前傾姿勢になってしまったが。 澪「本当だ、梓のハートがドキドキしてる」 澪は上目遣いに見つめてくる。 梓は微笑み、澪の顔をそっと抱き寄せキスをした。 お終い 戻る
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方法 特典採取アイテム 宿泊者 おかえりいただく ロイヤルルーム スペシャルゲスト 称号 宝の地図受け渡し プロフィール表示例女性主人公 年齢内緒Ver. 女性主人公 年齢公開Ver. 男性主人公 年齢内緒Ver. 男性主人公 年齢公開Ver. 年中行事に対してのメッセージ元日(1月01日) バレンタインデー(2月14日、女性のみ) ホワイトデー(3月14日、男性のみ) クリスマス(12月25日) 海外版のメッセージ コメント 方法 リッカに話しかけ、『呼び込みに行く』を選択このとき宝の地図を持たせれば、相手は喜ぶかも 「すれちがい通信中です」と表示される この状態同士のDSが通信範囲にあれば、互いの主人公が宿へ遊びに来る一度のすれちがい通信で呼び込めるのは最大3人まで。3人呼び込んだのを確認したら一旦戻り、再度呼び込みに行く事 特典 宿泊者数に応じてリッカの宿屋が拡張されていく。一応は30人で一段落となる 天使の泉は様々な道具を拾える採掘ポイントのようなものだが、入手困難な錬金素材も拾う事ができる 泉があるかないかでは錬金の効率が大分変わるので、是非とも30人突破して解禁したいところ 規模 必要人数 変化箇所 効果 Lv1 0 初期状態 Lv2 7 2階開放 Lv3 13 内装Lvアップ 小さなメダル Lv4 19 3階解禁 スパンコールドレス Lv5 25 内装Lvアップ3階図書室解禁 小さなメダルしましまTシャツ1000ゴールド錬金レシピ「ザ・タイツ」「続・武術のススメ」「あんこくのレシピ」「まぼろしのちょう」 Lv6 30 内装Lvアップ地下の泉解禁最高クラスの宿と見なされる 小さなメダルまもりのスパッツ3000ゴールド泉でアイテムが拾えるように 50 称号:一日呼び込み署長 100 称号:嵐の呼び込み○○泉で拾えるアイテム数が4→5に 200 泉で拾えるアイテム数が5→6に 300 称号:宿王の使い泉で拾えるアイテム数が6→7に 400 泉で拾えるアイテム数が7→8に 500 称号:すれちがい大使泉で拾えるアイテム数が8→9に 600 泉で拾えるアイテム数が9→10に 700 泉で拾えるアイテム数が10→11に 800 泉で拾えるアイテム数が11→12に 900 泉で拾えるアイテム数が12→13に 1000 称号:特別親善大使泉で拾えるアイテム数が13→14に 部屋のLvが上がるごとにアイテムを回収しないとアイテムが取れなくなります。 Lv2の状態から一気にLv6にしたらスパンコールドレスやしましまTシャツが回収不能に。確認済 採取アイテム 共通アイテム やくそう、天使のすず、せいすい、ちいさなメダル、命の石、あやかしそう、緑のコケ、天使のはね パターン1 ばんのうぐすり、おかしなくすり、ようがんのカケラ、よるのとばり、白いかいがら、赤いサンゴ パターン2 よるのとばり、ようがんのカケラ、てつのクギ、てっこうせき、プラチナこうせき、ミスリルこうせき パターン3 かぜきりのはね、こおりのけっしょう、いやしそう、きつけそう、せかいじゅのは、さとりそう パターン4 まりょくの土、ひかりの石、ねこずな、みがきずな、うらみのほうじゅ、せいじゃのはい パターン5 まりょくの土、ひかりのいし、ゆめみの花、花のみつ、つきのめぐみ、せいれいせき パターン6 かぜきりのはね、こおりのけっしょう、ばくだん石、ルビーのげんせき、かがみいし、つけもの石 パターン7 いかずちのたま、きよめの水、めざめの花、花のみつ、まほうのせいすい、けんじゃのせいすい パターン8 いかずちのたま、きよめの水、うるわしキノコ、げんこつダケ、ぶどうエキス、とうこんエキス 宿泊者 30人まで宿屋に残る初めは全員1Fのラウンジにやってきて、新たな客が来るたびに上の階へと移動していく 30人を超えると、宿泊期間の長い客から順に帰って行く リッカに話しかければ宿泊者リストを見ることができ、どの客がどこにいるのかを判別できるキャラを選択すると通常部屋⇔ロイヤルルームの移動や、お帰りいただく事が出来る おかえりいただく 「宿泊者リストを見る」から。読んで字の如く客を追い出す おかえりいただいた人はリストから消えるが、またすれ違えば再び招待することができる宿泊者数が増えたことにはならない為、間違っても宿拡張目的でこれをやらない事宿の拡張は現在の同時滞在者数で判定しているため、追い出すと逆に拡張が遠のく 称号の為に呼び込み者数だけでも増やしたいなら、これを利用してDSとDQⅨを2つずつ使えば一応はできるが・・・ ロイヤルルーム 「宿泊者リストを見る」画面から、6人までロイヤルルームに招待できる。通常部屋とは異なり、この部屋にいるキャラは永住できる 大事な知り合いや印象に残った客を入れていくと良い ロイヤルルームから出したい時も宿泊者リストから スペシャルゲスト 特定の期間中にWi-Fiショッピングを行うと歴代DQキャラがロイヤルルームに止まりに来る通常客とは違うフロアに泊まるため、ロイヤルルーム既定の6人を圧迫することは無い 特定の条件を満たした状態で話しかけると、そのキャラにちなんだ防具をくれる中には宿が最高クラスになる事を条件とする事があるので、やはり30人はかき集めておきたい 称号 一定人数宿屋に招待する度にサンディが称号を贈ってくれるどの称号もかなりの多人数を要し、最後の称号に至っては1000人必要。あまり熱心に狙わない方が良いかも 宝の地図受け渡し 宿の成長に並ぶもう一つのメイン要素。自分が持つ地図の中から1種類、招待した相手に渡す事が出来る複製しているらしく渡しても無くならない。素直に便利だと思う地図を選ぶ事 クエストでもらえる「うす暗き獣の地図 Lv1」に関しては、皆同じ物なので注意 すぐにボスまでたどり着ける地図、メタルキングや貴重なアイテムが出る地図、歴代魔王地図あたりは喜ばれやすい プロフィール表示例 誕生日の初期設定は2000年1月1日 設定変えないと10才と表示されます。 ○○○=プレイヤー名 □□□=職業・称号 ×××=住まい △△才=年齢 とします。 女性主人公 年齢内緒Ver. かわいい女の子 「テヘ! 私は○○○。 □□□だけど ×××に 住んでるお! むくちな女の子 「あの… 私…○○○… 住まいは×××ですが その…□□□です。 せいそな女性 「わたくし ×××の ○○○ というものです。 □□□をやってますわ。 セクシーな女性 「あは~ん ×××に いつもいる □□□よ。 ○○○ってよんでねぇ。 おこりっぽい女性 「なにアンタ。 私は ○○○! ×××じゃ有名な □□□よ! 文句ある? 魔女 「キーヒッヒ。あたしゃ ○○○! トシはヒミツの □□□さ。 ×××は あたしの庭だね! ほがらかおばあさん 「あっはっは! わたしは ○○○。 ×××では □□□で 通ってるよ! いまどきギャル 「名前? ○○○。たぶん。 てか □□□だし。 ×××住み みたいな。 女性主人公 年齢公開Ver. ○○○=プレイヤー名 □□□=職業・称号 ×××=住まい △△才=年齢 かわいい女の子 「テヘ! 私は ○○○。 △△才! □□□だけど ×××に 住んでるお! むくちな女の子 「あの… 私…○○○… △△才。 住まいは ×××ですが その… □□□です。 せいそな女性 「わたくし ×××の ○○○ですの。 年は△△才。 □□□をやっていますわ。 セクシーな女性 「あは~ん ×××に いつもいる □□□よ。 ○○○でいいわぁ! △△才よっ。 おこりっぽい女性 「なにアンタ! 私は ○○○! △△才! ×××じゃ □□□よ! 文句ある? 魔女 「キーヒッヒ。あたしゃ ○○○! △△才の □□□さ。 ×××は あたしの庭だね! ほがらかおばあさん 「あっはっは! わたしは ○○○。 △△才。×××では □□□で 通ってるよ! いまどきのギャル 「名前? ○○○。たぶん△△才? てか □□□だし。 ×××住み みたいな。 男性主人公 年齢内緒Ver. 元気な男の子 「やあ! ボクは ○○○! ×××に住んでる □□□だよ! こわがりな男の子 「ぼっ ぼく……○○○ですっ。 ×××に住んでる □□□なんだ……っ。 まじめな男性 「どうも。私は ×××の □□□。 名前は ○○○っていいます。 おとこまえの男性 「オッス! オレは ○○○ってんだ! ×××では有名な □□□さ! ナルシストな男性 「ハーイ! 僕は ○○○。 ×××から 世界にはばたく □□□なのさ! 魔王 「グハハハ! 我は 長きにわたり ×××を支配する 邪悪な □□□ ○○○だ! 元気なおじいさん 「ウォッホン! わしは ○○○。 ×××に住んどる □□□じゃっ! いいかげんなおっさん 「ほほーい。わては ○○○ちゅう □□□ですねん。 ×××で がんばってま! 男性主人公 年齢公開Ver. 元気な男の子 「やあ! ボクは ○○○! ×××に住んでる □□□! △△才だよ! こわがりな男の子 「ぼっ ぼく……○○○ですっ。 △△才……。×××の □□□なんだ……っ。 まじめな男性 「どうも。私は ×××の □□□。年は △△才。 名前は ○○○っていいます。 おとこまえの男性 「オッス! オレは ○○○ってんだ! 年は△△! ×××では 有名な □□□さ! ナルシストな男性 「ハーイ! 僕は ○○○。 ×××から 世界にはばたく □□□ △△才なのさ! 魔王 「グハハハ! 我は △△年にわたり ×××を支配する 邪悪な □□□ ○○○だ! 元気なおじいさん 「ウォッホン! わしは ○○○。 △△才。×××に住んどる □□□じゃっ! いいかげんなおっさん 「ほほーい。わては ○○○ちゅう △△才の □□□ですわ。 ×××で がんばってま! 年中行事に対してのメッセージ DS本体の時計設定の日付によって、特定の日付に話しかけると記念メッセージが表示されます。 元日(1月01日) 男性 元気な男の子 「それと あけましておめでとう! 今年も 元気いっぱい 遊ぼうね! こわがりな男の子 「あ… あと あけましておめでとう。 今年は いい年になるといいな……。 まじめな男性 「ところで あけまして おめでとう! 今年も いい年になるといいね! おとこまえの男性 「それと あけまして おめでとさんっ! はつもうでは もう行ったか? オレは もう行ってきたぜ! ナルシストな男性 「それと ハッピーニューイヤー! 明けましておめでとう! 魔王 「それはそうと 今日は元旦だな。 フフフ……。ならば 予言してやろう。 今年は 貴様にとって大吉だッ!! ※ちなみに、「大吉」に振られたルビが「だいちき」と誤植されている。 元気なおじいさん 「それとな。ハピニューイヤー!! わっははは! めでたいのう! めでたいのう!! いいかげんなおっさん 「ひょっほ~い。あけおめ ことヨロっ! 今年(ことし)も テキトーに よろしゅうな~! 女性 かわいい女の子 「あと あけましておめでとう! 今年も よい年になりますように。 むくちな女の子 「あと……あけまして おめでとう。 ……それだけ 言いたかったの。 せいそな女性 「あと あけまして おめでとうございます! 今年もよろしくおねがいしますわ。 セクシーな女性 「それと ハッピ~ニューイヤ~ 今年も 楽しく やりましょうね! おこりっぽい女性 「で お正月だってのに アンタは こんなところで 何してるわけ? もっと しゃきっと しなさいよ! 魔女 「そして……ハッピーニューイヤー。 また新しい年が 始まったねえ。 さて 何が起きるやら。ククク……。 ほがらかおばあさん 「あと あけましておめでとうね! 初日の出は 見れたかい? 今年も いい年になるといいねえ。 いまどきのギャル 「え? お正月? 超ダルいんですけど。 てか もう新しい年とかって あんたも 年とったよねーみたいな。 バレンタインデー(2月14日、女性のみ) かわいい女の子 「あと 今日はバレンタインデーね! 今年は がんばって 手作りチョコ 作ったの。だれに あげよっかな~♪ むくちな女の子 「今日……バレンタインデーなの? ふうん……。 せいそな女性 「そういえば 今日はバレンタインデー。 大好きな人に 気持ちを伝える日。 ロマンチックですわね。 セクシーな女性 「それと今日は バレンタインデ~ねっ! あらっ? やだ~ん。あなたのぶん 用意するの 忘れちゃった(ハート) おこりっぽい女性 「で 今日はバレンタインデーでしょ? まったく! どいつも こいつも うかれちゃって。みっともないわね! 魔女 「それと 今日はバレンタインデーだね。 あたしから 愛のキッスを……。 なんだい? えんりょはいらないよ。 ほがらかおばあさん 「あと 今日はバレンタインデーだね。 チョコを 食べたあとは ちゃーんと 歯みがきするんだよ。 いまどきのギャル 「いちお バレンタインデーだし? チョコレートとか もらったわけ? べつに どうでもいいけど。 ホワイトデー(3月14日、男性のみ) 元気な男の子 「あっ! 今日はホワイトデーだね! ボク おかあさんに クッキー あげたんだよ。 こわがりな男の子 「あ… あと 今日って ホワイトデー……なんだよね? ぼくには 関係ないけど……。 まじめな男性 「ところで 今日は ホワイトデー 朝から 女の子たちに クッキーを くばってきたんだ。 おとこまえの男性 「あと 今日は ホワイトデーだったな! さっき バレンタインの お返しに マシュマロを あげてきたんだぜ! ナルシストな男性 「それと今日は 白き愛の日 ホワイトデー。 僕の愛は 君だけのものさ! さあ 僕の愛を 受け取ってくれ! 魔王 「ところで 今日はホワイトデーか! 貴様 美しいからといって ちょうしに乗るんじゃ ないぞ! 元気なおじいさん 「それとな。今日(きょう)は ホワイトデー? じゃったかな。 いや ふわっとデーか? いいかげんなおっさん 「ほんなら ホワイトデーっちゅ~の? ちょっくら 祝っとこか! どちらさんも おめでとうさ~ん! クリスマス(12月25日) 男性 元気な男の子 「それと メリークリスマス! 今日はクリスマスだよ。 サンタさん 早くこないかな? こわがりな男の子 「あと メ…メリークリスマス! ……サンタさん 今年こそ ぼくの家に来てくれるといいな……。 まじめな男性 「ところで メリークリスマス! 今日は 町中が ウキウキしてて とてもいい気分だね。 おとこまえの男性 「それとさ! メリークリスマス! クリスマスって ワクワクするよな! ケーキも 食べれるし! ナルシストな男性 「それと ジョワイエー ノエル! クリスマスは 深き愛の日。 さあ 僕の愛を 受け取ってくれ! 魔王 「ところで 今日はクリスマスらしいな。 よかろう。貴様の家に来る サンタを 我が 退治してやろうッ! 元気なおじいさん 「それと……メリクリスマじゃ! ジングルグルグル 鳴りおるわい! ジャンジャンばりばり ジングルグル♪ いいかげんなおっさん 「ほんなら メリクリ~っ! ジングルベー♪ ジングルベー♪ ほれっ いっしょに 歌おうやないの! 女性 かわいい女の子 「それと 今日はジングルベール! クーリスマスー♪ メリーメリー クリスマス♪ むくちな女の子 「あと 今日は クリスマスね。 雪……降るのかしら。 せいそな女性 「ハッピークリスマス! いつごろ サンタさんが くるか わくわくドキドキですわ。 セクシーな女性 「それと ハッピ~クリスマスぅ~! 昨日は お楽しみだったかしら? うふふっ(ハート) おこりっぽい女性 「あと メ…メリークリスマス。 フン! あんただけじゃなくて みんなに 言ってるんだからね! 魔女 「それと メリークリスマスだね。 ククク……ケーキと ごちそうで 太るんじゃないよ……。 ほがらかおばあさん 「あと 今日はクリスマスだねえ。 ふふ……あんたのところにも サンタが 来るといいねえ。 いまどきのギャル 「てか メリークリスマスだし? プレゼントは いつでも どこでも ウエルカム! ていうか。 海外版のメッセージ 北米版または欧州版のソフトとすれ違うと、相手のDS本体の言語設定によって、キャラ名が実際につけた名前に関係なくその言語の名前になり(例:英語設定ならキャラ名が「えいご」になる)、さらにそれに合わせた日本語のメッセージが自動で付加されます(漢字交じりでルビなしですが、仕様のようです)。 本体の言語設定(キャラ名) ※印は欧州版のみ 英語(えいご) 「ハロー! きみは 英語がはなせる? 英語がはなせれば せかいじゅうの たくさんのひとと はなせるようになるよ 独語(ドイツご)※ 「グーテンターク! クラシックと ソーセージを こよなく愛する ワタクシなのです。 仏語(フランスご) 「ボンジュール! 日本りょうりも おいしいけど フランスりょうりが やっぱり サイコーだとおもうな! スペイン語(スペインご) 「オーラ! アミーゴってトモダチって いみなんだよ! しってた? 君とは アミーゴになれそうだね! イタリア語(イタリアご)※ 「チャオ! イタリアでは サッカーが だいにんきで 国のかたちまで ながぐつみたいなんだよ! コメント 泉で拾えるアイテムは50人、100人という感じで一定人数に達する毎に拾えるアイテムの種類も増えるみたいですね。 それぞれの人数毎の拾えるアイテムリストは必要でしょうか? 今だと半端に500人区切りしかないですが -- 名無しさん (2009-08-27 12 08 10) 拾えるアイテムは人により(セーブデータにより)異なるからいらない。 -- 名無しさん (2009-08-27 13 03 56) 泉から爆弾石も拾えた。 -- 名無しさん (2009-08-27 16 43 22) 賢者の聖水も拾えますた。 -- 名無しさん (2009-08-27 22 57 44) 最初の称号もらったあたりから天使の羽が出てたけど、500超えてもぜんぜん変わらないよ? -- 名無しさん (2009-08-27 23 14 14) 自分は500超えたあたりからいきなりメダルやせかいじゅの葉が拾えるようになった(それまでは出たことない)からレア度変化ありなのかと思ったけど、人によって違うの? -- 名無しさん (2009-08-29 23 13 54) クリア前と後で拾える物もかわるね -- 名無しさん (2009-08-30 11 19 15) ウチは1000人超えだが、良くてけんじゃのせいすいとかメダルだな~こおりのけっしょうとかまりょくの土が出る人うらやましい… -- 名無しさん (2009-08-31 08 55 53) 50人で、「よるのとばり」のみ追加されました。30~49人で2週間以上調査、50~90人でそろそろ2週間調査なのでほぼ1つ追加で間違い無いかと。 人によって出る物が違うとして、アイテムが追加されていく数は同じなのかな? -- 名無しさん (2009-08-31 18 51 45) ゲーセンにあるドラクエモンスターバトルロードとのコラボで、すれ違い通信による宝の地図が配信される予定です。くわしくはhttp //gamez.itmedia.co.jp/games/articles/0908/31/news084.html -- 名無しさん (2009-08-31 21 49 24) 100くらいで、メダル出ました。 -- 名無しさん (2009-09-01 21 32 39) 携帯閲覧だと泉ドロップ品目の縦軸横軸ありきの○形式は縦長になりすぎて何が何だか解りません。 -- 名無しさん (2009-09-03 13 32 13) 30人の段階でもメダル拾えました うちの環境だといかずちの玉が出やすい感じ -- 名無しさん (2009-09-03 13 59 19) 現在46人ですが、うらみのほうじゅ、天使の羽、せいじゃのはい、が意外と拾えます -- 名無しさん (2009-09-04 01 15 48) クリア前だと1000人超えても聖水や天使の鈴とかしか出なかったけど、クリア後はちいさなメダルや天使の羽等新たに拾えるようになった。クリア前後でも違ってくるのでは? -- 名無しさん (2009-09-04 14 53 06) クリア後の報告があった物は●にしてみました -- 600~ (2009-09-06 11 51 40) かぜきりのはね(クリア後)を追加しました(クリア前不明) -- 名無しさん (2009-09-07 10 33 24) ↑×12 遅くなってすいません。 クリア前、30~49人では、せいすい、てっこうせき、天使のすず、緑のコケ、やくそう。それとリストにありませんが、てつのクギが拾えました。人によって拾える物が違うとコメントにあったので、今まで調べたメモを捨ててしまい調べなおすのに時間が掛かってしまいました。 それとやはり50~99人(クリア前)は、よるのとばりのみ追加のようです。ついでに100~199人(これもクリア前)は、アイテムの追加はなく、一度に拾える数が5になるのみのように感じますね。 現在100~199人のクリア後になりましたが、他の方が言われているように新たに拾えるアイテムがかなり増えました。 -- 名無しさん (2009-09-08 15 07 40) ↑クリア前30~49人ですが、ようがんのカケラが抜けていました。 -- 名無しさん (2009-09-08 16 26 07) ↑オレとまったく同じだわ。クリア後はそれプラス天使のはね、ミスリルこうせき、プラチナこうせき、ちいさなメダル、命の石、あやかしそうだな。せいれいせきとかかぜきりのはねがうらやましい。 -- 名無しさん (2009-09-08 16 38 26) すれ違い人数はあんまり関係ない。まだ100人ちょっとだけど世界樹の葉も出る。某スレの結論だと、拾えるアイテムは全14種。やくそう、せいすい、命の石、天使の鈴、緑のコケ、あやかしそう、天使の羽、小さなメダルの8種が共通。残り6種は冒険の書で違いシナリオの進行によって増えていく、また採取ポイントと同じように出るパターンのグループがある。グループの例はレアアイテムが世界樹の葉、うらみの宝珠、精霊石、ミスリル鉱石など。 -- 名無しさん (2009-09-09 21 46 25) ちなみに1000人まで順に検証してみたけど、拾えるアイテムは変わらなかった。 -- 名無しさん (2009-09-09 21 48 03) クリア前36人でよるのとばり出ました。 -- 名無しさん (2009-09-12 11 32 14) 確かに14種類しか拾えない・・・。ってことは14種類を報告して頂いて、個別の6種がパターン化されているか調べればいいのかな???でも、意味が無さそう・・・ -- 600~ (2009-09-12 13 34 16) ↑というか公式攻略本に拾えるアイテムのグループが全て載ってる。人数はアイテムの数のみに関係あるらしい。 -- 名無しさん (2009-09-12 18 38 12) 自分のロム2つの6種類の個別アイテム(よるのとばり、ようがんのカケラ、てつのクギ、てっこうせき、プラチナこうせき、ミスリルこうせき)、(かぜきりのはね、こおりのけっしょう、いやしそう、きつけそう、せかいじゅのは、さとりそう) -- 名無しさん (2009-09-12 21 28 48) ”いいかげんなおっさん”で関西弁て、固定イメージひどくない?(w -- 名無しさん (2009-09-13 19 41 25) ↑それよりも、男性の口調が消去法でしか選べない事の方が問題だと思うw下3つが極端にネタっぽすぎるw -- 名無しさん (2009-09-14 22 51 11) クリア後100人超えてからいきなり天使の羽とせいれいせきが出だした -- 名無しさん (2009-09-16 20 15 09) 攻略本より抜粋。↑×4のものに加えて(まりょくの土、ひかりの石、ねこずな、みがきずな、うらみのほうじゅ、せいじゃのはい)、(まりょくの土、ひかりのいし、ゆめみの花、花のみつ、つきのめぐみ、せいれいせき)、(かぜきりのはね、こおりのけっしょう、ばくだん石、ルビーのげんせき、かがみいし、つけもの石)、(いかずちのたま、きよめの水、めざめの花、花のみつ、まほうのせいすい、けんじゃのせいすい)、(いかずちのたま、きよめの水、うるわしキノコ、げんこつダケ、ぶどうエキス、とうこんエキス) -- 名無しさん (2009-09-18 08 03 22) ちなみに1000人まで順に検証してみたけど、拾えるアイテムは変わらなかった -- 名無しさんを尊敬する名無しさん (2009-10-27 13 10 54) 泉のアイテムって、すれ違いで10人(371人、381人のように)集めるたびに復活してる感じなんだが・・・ -- 名無しさん (2009-11-06 22 07 53) 宿の3F解禁は18人では解禁されませんでした>< 19人でやっと解禁みたいです -- 名無しさん (2009-11-07 19 15 14) ↑2 短時間で10人集めても自分のとこは復活しない。たんに10人集めるのに時間がかかってるからでは? -- 名無しさん (2009-11-12 22 48 24) 12/25、クリスマス専用コメントあるようですね。おこりっぽい女性 がツンデレすぎるw -- 名無しさん (2009-12-25 00 04 41) お正月もありますよ -- 勇者 (2010-02-06 20 04 44) 女性主人公のみバレンタインコメントありました。 -- アヤノ (2010-02-14 01 55 38) 宝の地図を渡すにはどうすれば良いですか? -- 名無しさん (2010-03-13 01 42 26) リッカの説明聞きなさい。 -- 名無しさん (2010-03-13 04 28 26) すれ違い中は進まないはずのプレイ時間が進んでた…。ベスト版だから? -- 名無しさん (2010-06-21 19 58 47) YES IT IS. -- zyakiinn (2011-08-08 18 46 39) せかいじゅのはいいなー -- 賃子賃子賃子賃子賃子賃子賃子賃子賃子賃子私賃子賃子賃子賃子賃子賃子賃子賃子賃子賃子賃子賃子賃子賃子賃子 (2012-02-23 15 09 46) 泉ってなんですか? -- あ (2012-11-17 20 27 54) 名前 コメント
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入れ違いとすれ違い ◆xXon72.MI. 千葉紀梨乃と坊屋春道の二人は、氷川村を目指して歩いていた。 「トイレって言ってたんで、またお腹痛くなったのかと思っちゃいましたよ~」 「ああ、腹はもう大丈夫だ。キリノちゃんのくれた薬のおかげだな」 口の端を「んっ」と持ち上げ、猫の口のような形にさせながらそう言う紀梨乃に対し、 春道は腹をポンポンと叩いて答え、「はっはっはっ」と笑う。 正午に行われた放送の内容は二人に大きな動揺を与えたが、 春道がトイレだと言って紀梨乃と離れていた間に二人とも持ち直したようで、 今では、そんな風に他愛の無いやり取りが出来るようになっていた。 「…………」 それでも、ふと会話が途切れると紀梨乃の頭には剣道部の仲間達のことが浮かんできて、 言いようの無い不安が心を支配する。 (サヤ、タマちゃん、ミヤミヤ、ダンくん) 今回のプログラム、室江高校からは明らかに剣道部のメンバーが選ばれている。 そして、今回室江高から選ばれた全員の入部届けを書いた、又は書かせたのは紀梨乃だった。 (……サヤ、あたし、どうすればいいのかな?) 中でも、サヤこと桑原鞘子と紀梨乃は小学校以来の親友だ。 紀梨乃は心の中で親友に語りかけ、彼女ならどう返すか想像してみた。 (当たって砕けろだって、やるっきゃないよ!キリノ) そんな抽象的な、勢い任せの一言が返ってくる気がした。 「お、村が見えてきたぜ」 春道が、いつの間にかうつむいて黙り込んでしまった紀梨乃の気を紛らわせようと、 努めて明るい口調で、村が近い事を告げた。 「あそこにキリノちゃんの友達がいるといーな」 「ん~、そうですねぇ。早くみんなに会いたいっす」 笑顔を作って春道に答える紀梨乃だったが、心の中では先ほどの続き。 鞘子に言われた(気がする)言葉への返答を考えていた。 (そうだよね、やるっきゃないよね!) 一つ決心をして、紀梨乃は顔を上げた。その目に迷いは無い。 紀梨乃は「すぅぅ」と大きく息を吸い込み、剣道のかけ声の要領で大声を出した。 「サヤー! タマちゃーん!」 「おお!?」 突然の大声に驚く春道をよそに、紀梨乃は声を出し続ける。 「ミヤミヤー! ダンくーん! 聞こえたら返事してー!」 ■ ■ ■ 川田章吾の眠りは、本当につかの間のものとなった。 周防美琴が出て行ってからそれほどしない内に、女の声によって起こされたのだ。 「うっ……何だ?」 頭の痛みを堪えて、川田は耳を澄ます。 「ミヤミヤー! ダンくーん! 聞こえたら返事してー!」 聞こえてきた声は、周防美琴のものではない。 そしてその声は、段々大きくなってきている。 どうやら、川田のいる診療所に近付いて来るようだ。 (くっ、どうする?) 川田は、つかの間の睡眠によってほんの少しだけ戻って来た冷静な部分をフルに使って考えた。 (今はプログラムの最中、こいつは間違いない) 記憶が混乱していて前後がハッキリとは思い出せないが、 ここがプログラムの会場、殺し合いの舞台であることには違いない。 (近づいて来ているのは、女か。誰かを探しているみたいだが……) 近づいて来ているのは女の声だ。 声の様子から誰かを探しているようだが、殺し合いに乗っているかどうかは不明。 (くっ、頭が……こんな状態では……もし女が殺し合いに乗っていたら) 頭の痛みが強まった気がした。 今の自分はおそらく脳震盪を起こしている。本来なら、数日は安静が必要な状態だろう。 もし、声の主が殺し合いに乗っていた場合、今の自分では大した抵抗も出来ずに殺されてしまう。 (せ、接触は……避けるべき、か) 川田は、痛む頭で何とかそう判断するとデイバッグ他、荷物をまとめて裏口から診療所を出た。 「ぐっ……」 しかし、川田は診療所を出たところですぐに尻餅をついてしまい、裏口のドア付近の壁に寄り掛かって動けなくなってしまった。 安全を期すならもっと離れなければと思うのだが、もう体が言う事を聞かない。 やはり、安静にしていなければ駄目のようだ。 「みんなー、いないのー?」 そうしている内に、声の女が診療所に入って来た。 川田は何とかやり過ごそうと、壁に寄り掛かった状態で息をひそめる。 「あれ~?誰もいないの?」 女の足音が診療所内を移動する。 それに続いてもう一つ、別の足音が診療所内に入って来た。 「誰もいねーのか?」 「う~ん、こんな風に地図に載ってる場所だし、誰かいると思ったんですけどねぇ」 どうやら、男女の二人組だったようだ。 その後しばらく、二つの足音が探し人を求めて診療所内を動いていたが、 やがて、誰もいない事が分かったのだろう。足音が出入り口の方へ移動し始めた。 「やっぱ、ここには誰もいねーみてーだな」 「ですねぇ」 (そうだ、このままどっかに行っちまえ) しかし、そのまま立ち去るかに思えた足音の一つが、川田の思いに反して診療所を出る前に止まった。 「あ~、でも一応、裏の方も確認しときますね」 「そーか」 (な、なに?) 例の男女がそんなやり取りをしたかと思うと、足音(多分、女の方だ)がどんどん川田のいる裏口へ迫って来た。 (くっ、くそ……) 運を天に任せるのは川田の趣味ではないが、こうなってしまうと川田には足音の主が殺し合いに乗っていない事を祈る他なかった。 女がドアノブに手をかけたのだろう、裏口のドアがカチャリと音を立てた。 「おーい、紀梨乃ちゃん」 その瞬間、川田とは反対側、診療所の出入り口付近から男の声がした。 「ん? はーい、なんですか~」 開きかけた裏口のドアが戻され、パタパタと足音が遠ざかっていく。 そして、バタンと出入り口のドアが閉まる音がしたのを最後に診療所内から人の気配が消えた。 (……行ったか) 川田は大きくため息をついた。 ■ ■ ■ 「なんすか~?」 「なーキリノちゃん。あれ、使えそうじゃねーか?」 紀梨乃が診療所から出てくると、春道がやや興奮気味に診療所の向かいにある民家を指していたが、しかし紀梨乃にはそれが普通の民家にしか見えなかった。 「ん~?」 「向こうから来た時は気がつかなかったぜ」 どう反応していいか分からない様子の紀梨乃をだったが、春道はそんな事を言って民家へ駆けて行った。 「ちょっ…………ああ」 春道はその民家の前へ駆け寄ると、家の前に停まっていた原付スクーターをいじり始めた。 どうやら、春道が指差していたのはこちらだったようだ。 (そっか、乗り物があれば……でも、やっぱりカギが無いと動かないよねぇ。 あ、春道くんが家のドアの方に……そっか、家の中ならバイクのカギあるかな? でもドアの鍵が閉まってるみたいだねぇ。って、ドアを蹴破った!?) 春道のそんな行動を見た紀梨乃が唖然としていると、春道はすぐに民家の中から出てきた。 どうやら原付のキーは、玄関を入ってすぐの所にあったようだ。 そして春道が原付に差し込んだキーを捻ると、ブロロロと原付のエンジンが回り始めた 「おし! キリノちゃん、これに乗っていこーぜ!」 「え~、でも……」 原付に跨り、紀梨乃にも後ろに乗るように勧める春道だったが、紀梨乃は躊躇していた。 人の原付、ノーヘル、二人乗りなどに関しては、灯台で色々と物色した物を持ってきている時点で今更だが……。 「荷物も多いし、二人乗りは危なくないですか?」 もう少し荷物が少なければ問題ないだろうが、紀梨乃の言う通り、今は荷物が多く二人乗りは危険そうだ。 「ムムッ、そーか」 紀梨乃との二人乗りを断られた春道は少し残念そうだったが、 すぐに顔を上げてキョロキョロと辺りを見渡すと、エンジンのかかった原付をそのままに、 他の家の方へ走り出した。 「あ、また……ん~、まさか」 その家の横にも原付が止まっているのが見えた時点で、春道が何を考えているのか察しのついた紀梨乃はその場で待つ事にした。 案の定、しばらく待っていると春道が原付をもう一台調達して紀梨乃の所へ戻って来た。 「紀梨乃ちゃんの分、持って来たぜ」 「は、はぁ」 意気揚々と戻って来た春道の気持ちはありがたい紀梨乃だったが、一つ問題がある。 「でも、あたしスクーターとか乗ったことないですよ~」 無免許などはこの際置いておくとして、紀梨乃は今まで原付を運転したことが無かった。 「大丈夫だって、チャリと全然変わらねーからよ。チャリには乗れるだろ?」 「まあ、いつも通学で乗ってますけど」 「ならへーきだって。ちょっと乗ってみよーぜ」 「ん~分かりました、乗ってみるっす!」 軽いノリで勧めて来る春道に、紀梨乃の方が折れた。 それに、紀梨乃の方もまんざら興味が無いわけではない。 「ブレーキはチャリと同じな。で、右のグリップが……」 簡単に原付の乗り方を春道から教えてもらい、いよいよ紀梨乃は原付に跨った。 「それじゃ、行きますよ~……っとと、お、おおぉぉぉ」 紀梨乃が原付のスロットルを捻るとエンジン音が高まり、紀梨乃を乗せた原付が走りだした。 走り出すときだけ少しふらついた紀梨乃だったが、スピードが上がってくるとバランスを取り戻し、そのまま50メートルほど走った後Uターンして春道の所へ戻って来た。 「ウマイウマイ。な、簡単だろー」 「あはは、これなら何とか乗れそうですね」 少し走っただけだが、紀梨乃は春道に笑顔でそう答えた。 「それじゃ、紀梨乃ちゃんの友達探しに行こーか。まずは村ん中探してみるんだろ?」 「そうですね~。あ、でも南側はもうすぐ禁止エリアになるんで、探すなら北側ですね」 「よし」 そうして、二人は原付に乗って村の中を探索するのだった。 (二人乗りは駄目だったが、女の子とツーリングってのも悪くねーな。ムフフ) などと春道が考えていたかどうかは、神のみぞ知る。 十数分後。 「結局、誰も見つかりませんでしたねぇ」 村の北側を一通り回った紀梨乃と春道だったが、収穫はゼロ。 紀梨乃の室江高メンバーはもちろん、春道の鈴蘭高校の生徒も、他の学校の参加者とも、 誰とも出会わなかった。 「この村には誰もいねーのかもな」 「むぅ、仕方ないですね。それじゃあ、次の村に行ってみましょうか」 そう言って紀梨乃が地図を広げ、春道もその地図を覗き込んだ。 「次っつーと、この平瀬村か」 「はい。あ、でもここ、H-3が禁止エリアになるんですね。時間はまだありますけど」 今、紀梨乃達がいる氷川村と平瀬村とを最短距離でつなぐ道は、これから約二時間後に禁止エリアになる。 時間的には余裕があるが、もしもその場で何かあって動けなくなったらと考えると、その道を通るのは危険かもしれない。 「……ちょっと怖いし、まずこっちの鷹野神社に行って、それから回り込みませんか?」 「フム、紀梨乃ちゃんがそう言うなら、オレは構わねーぞ」 こうして二人は、鷹野神社を目指して原付を走らせるのだった。 【I-5 道/1日目 午後】 【千葉紀梨乃 @BAMBOO BLADE】 [状態]: 健康 [装備]: 短刀 、原付スクーター [道具]:デイバッグ、支給品一式、チャッカマンなどの雑貨数点、常備薬 [思考] 基本:殺し合いはしない。 1:室江高校のみんなを探す 2:そのために島を一周する。次は鷹野神社経由で平瀬村へ 3:春道は、信用できそうだと思っている [備考] ※春道から、加東秀吉以外の鈴蘭高校出身者の特徴を聞きました。 【坊屋春道@クローズ】 [状態]:健康 [装備]: ワルサーPPK、改造ライター(燃料:90%)、原付スクーター [道具]:デイバッグ、支給品一式、救急箱、缶詰、私物のタバコ、ワルサーPPKのマガジン [思考] 基本:キリノと仲を深める 1:キリノを守る 2:電話番号をもらう 3:できれば、その先も…… [備考] ※紀梨乃から、室江高校出身者の特徴を聞きました。 ■ ■ ■ 原付に乗って走り去る二人を、物陰から見ている男がいた。 彼の名は花澤三郎。 鈴蘭高校一年生で、春道の後輩だ。 「坊屋さん……」 花澤は春道が他の学校の生徒と行動を共にしているのを見て、やっぱりなと思った。 そんな気はしていた。 春道の性格なら、こんな殺し合いに乗ったりはしないだろうと、分かっていた。 だから、出来れば殺し合いに乗っている自分を見られたくなかった。 そして花澤は、春道に話しかける事も出来ず物陰に隠れてしまったのだ。 (また、殺せなかった……) せっかく伊藤真司を禁止エリアに置き去りにして覚悟を決めた花澤だったが、 あこがれの先輩である春道の連れを殺すことは出来なかった。 (……坊屋さん、オレはあなたとは別の道を行きます) 春道達が見えなくなると、花澤は春道が走り去った道をあえて反対側へ歩き出した。 (次こそは、次こそは殺す!) 心の中で自らを叱咤し、花澤は歩き続けた。 【H-7 焼場付近/1日目 午後】 【花澤三郎@クローズ】 [状態]:喧嘩のダメージ(中度) 疲労 [装備]:ショットガン(SPAS12) アーミーナイフ [道具]: デイパック・支給品一式、単車のキー、ランダムアイテム1(武器ではない) 結束バンドの束 [思考] 基本:仲間を生かして帰す 1:次こそは殺す、殺せる、ころせる……! 2:最低の男になってでも、仲間と生き残る 3:坊屋さん…… ■ ■ ■ 「くぅ、取れない!」 氷川村、J-6エリア。 木の根元で、周防美琴は伊藤真司の指に巻き付いた拘束を何とか解こうと悪戦苦闘していた。 この場所が禁止エリアになるまで残り数分。 しかし、伊藤をこの場に拘束している結束バンドは一向に外れない。 焦りばかりが募っていく、そんな時だった。 「なあ周防、何か聞こえないか?」 「何かって?……あ!」 バイクのエンジン音のような音が聞こえた気がして、伊藤が発した言葉に美琴が顔を上げ、そして気がついた。 確かにエンジン音は美琴も聞こえたが、今はそれどころではない。 美琴が気付いたのは、すぐ近くに民家が一軒建っているということだった。 「ちょっと待ってろ!すぐ戻る!!」 「あ、ああ」 そう言い残し、その民家へダッシュする美琴。 そして民家にたどり着くと、すぐさま中を物色した。 「何か、何か無いか!?……あった!」 そして美琴はごく普通のハサミを見つけると、すぐにそれを持って伊藤のもとに戻った。 ハサミを入れると、素手ではあれだけ苦労しても外れなかった悪魔の拘束がパチンと音を立ててあっけなく外れた。 「よし、伊藤、走れ!」 「え?」 伊藤の拘束を解いた美琴は、伊藤に肩を貸して立ち上がらせると、 戸惑う伊藤に、今まであえて言わずにいた事実を告げた。 「いいから走れ!ここはもうすぐ禁止エリアになるんだよ!」 「なに!?」 そうして二人は全力で走った。 「はぁ、はぁ、はぁ……」 「ハァ、ハァ、ハァ……」 花澤三郎と殴り合った伊藤はもちろん、美琴も水を持って走ったりして疲れていたが、 二人とも、悲鳴を上げる体に鞭打って走った。 途中、美琴が一度見た口の開いたデイバッグが落ちていたが、 その場所がJ-6の外である保証は無かったため、それには構わず走った。 やがて、氷川村のもっとも南側にある道にたどり着くと、二人はそこに倒れ込んだ。 「はぁ、はぁ……、よし……ここまで来れば、大丈夫だ」 地図にあるエリアの境界には、実際に線が引いてあるわけではないので、 どこからが禁止エリアになるのか参加者には分からない。 しかし、美琴の記憶では道路にさえ出れば、そこはJ-6エリアではなかったはずだ。 「ハァ、ハァ、周防……俺を助けるために、危険を……」 禁止エリアの中に拘束されていた自分を、周防は命がけで助けてくれた。 伊藤はその事に感動し、尊敬の念を込めた視線を美琴に送っていた。 「そ、そんな、改まって言われると……照れるじゃねーか! ま、まあ気にすんな!!」 美琴は、照れ隠しに伊藤の背中をバンバンと叩いた。 「イテテテ」 それが花澤にやられた傷に触り、顔をしかめた伊藤を見て美琴は診療所へ伊藤を連れていくことにした。 残してきた川田の事も気がかりだ。 「悪い、大丈夫か?この先に診療所があるから、とにかくそこへ」 「ああ、分かった」 美琴は立ちあがると、再び伊藤に肩を貸して診療所へ向け歩き出した。 あのエンジン音はもう聞こえなくなっていた。 「ところで、さ。一体、誰にやられたんだ?」 少し歩いたところで、美琴がそれまで聞き辛かった話を切り出した。 美琴も遠目には犯人を見ている。伊藤を引きずっていたあの男。 伊藤とあの男は戦い、そして伊藤が敗れたのであろう事は、美琴にも想像がつく。 そのことで、伊藤のプライドは少なからず傷ついたはず。 しかし、今後の事も考えると聞かないわけにはいかない。 そして、聞くなら早い方がいい。 「……花澤とか言ったな」 「…そいつ、殺し合いに乗ってるんだよな」 「……だろうな。やり合ってた時には、そんな風に思えなかったんだが」 負けた喧嘩の事を女に話すのは気が引けた伊藤だが、美琴は命の恩人だし、 相手が殺し合いに乗っているとなれば、知っている情報は話しておくべきだろう。 そう考えた伊藤は、自分が分かる限りの事を美琴に話した。 「でも、なんで禁止エリアに置いて行くなんで方法を……」 「分からねーけど、大方、直接手を汚すのを嫌ったんじゃねーか?」 「くっそ……と、あそこだ、診療所」 花澤についての話が一通り終わったところで、二人は診療所にたどり着いた。 「あれ?川田?」 中に入ると、川田章吾の寝ていたはずのベッドが空だった。 「川田って?」 「ああ、話してなかったな。川田ってヤツをここに寝かせておいたんだ。 そいつ、怪我しててさ。動ける状態じゃなかったはずなんだけど……」 そう言って、美琴達が診療所の中を見渡していると、裏手の方から声がした。 「こ、こっちだ……」 「……川田?」 美琴が診療所の裏口を開けると、外に川田がデイバッグを抱えて座り込んでいた 「川田、どうして?」 「……他の、誰かが、来て……隠れた」 「そうか、分かった。とにかくベッドへ行こうな。これからはアタシが見張ってるから」 「ぐっ」 美琴は川田に肩を貸して元のベッドへ連れて行くと、まだ調子の悪そうな川田を寝かせた。 ベッドに横になると川田は目を閉じ、間もなく寝息をたて始めた。 やはり、まだ起きていられる状態ではなかったようだ。 「そいつが川田か」 「ああ、頭を強く打ってるみたいなんだ」 「そうか、可哀相に」 まさか、自分の投げたバットが命中したとは露ほどにも思わない伊藤がそんな事を言う。 「さてと、伊藤の方も手当てしないとな。ここなら包帯とかもあるし」 そんな伊藤に対し、診療所内にある薬などを確かめながら美琴が言った。 「それじゃあ伊藤、服脱いでくれ」 「え?」 【I-7 診療所/1日目 午後】 【川田章吾@バトル・ロワイアル】 【状態】後頭部に強い打撲 発熱 眠っている 【装備】金属バット 【道具】デイパック、支給品一式 タバコ コンドーム一箱 鍋のふた 【思考】 基本:自分の記憶の破綻に気づき、混乱している 1:頭が痛い痛い痛い 2:おれはだれなんだ 3:けいこ 補足: 川田は放送のため、自分の記憶の破綻に気づきました。そのため、自分が何者なのか、 ここがどこなのか、わからなくなっていますが、少なくともプログラムに参加している事は理解しています。 今は若干落ち着いて眠っていますが、次に目覚めたときに元の川田に戻れるかどうかは わかりません。 【周防美琴@スクールランブル】 【装備】: 【所持品】 支給品一式、ロープ 【状態】:拳に軽症、疲労 【思考・行動】 基本:仲間を探す。襲ってくるものに容赦はしないが殺しはしない 1:伊藤の手当てをする 2:川田の様子が気になる 3:同じ学校の仲間を全員探したい 【伊藤真司@今日から俺は!】 【装備】: 【所持品】 【状態】:全身打撲(右腕の打撲は特に重傷)、拳に軽傷 【思考・行動】 基本:全員助ける。手段等は人を探しつつ考える。 1:脱ぐの……? 2:人は絶対に殺さない 3:マーダーに会っても根性で説得 56:深く静かに 投下順で読む 58:盗聴!発射!回復! 54:それぞれの事情とそれぞれの結末 後編 時系列順で読む 58:盗聴!発射!回復! ▲
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autolink DC/W23-039 カード名:不器用なすれ違い 叶 カテゴリ:キャラクター 色:緑 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:500 ソウル:1 特徴:《特徴なし》? 【永】応援 このカードの前のあなたのキャラすべてに、パワーを+500。 【起】[手札を1枚控え室に置き、このカードをレストする]あなたは自分の控え室のレベル0以下のカード名に「工藤」を含むキャラを1枚選び、舞台の好きな枠に置く。 レアリティ:C illust. 効果の対象となるカードは「学生服の工藤」と「工藤 叶」の二種(2013年1月現在)。 いずれも高いパワーと引き換えに厳しい登場条件を持っているが、このカードさえ引くことができればどちらも第1ターンに場に出すことが可能となった。 採用するのであればゲーム開始時の手札交換で何としても手札に加えたいところ。